【若手サラリーマン必見】マコなり社長オススメ!ビジネス文書の書き方!
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日々、仕事している中で、
「自分の考えをうまく文章にできない・・・」
「社内の稟議書を書いても、上司から真っ赤な訂正が返ってくる・・・」
理由はズバリ、日本人はビジネス上でのビジネスライティング技術を学ぶ機会が少ないからです。
仕事の出来は文章の出来といっても過言ではありません。
私も入社したての頃は、自分が書く文章に対し大バツをもらったり、真っ赤な訂正がびっしりと返ってきたりと、文章力の無さに落ち込んでいました。
しかし、ある本を読んで下記の方法を意識してビジネス文章を作るようになったところ、スムーズに上司を通すことができました。
さらに入社一年目で役員向けのプレゼン資料を作成し、新規事業取り組みへのプレゼンを任せてもらいました。
・自分の考えを上手く文章化する方法を知りたい!
そんな若手サラリーマンに良いビジナス文章が書けるようになるオススメの方法を紹介します!!
読み手に負担を書けない文章を書くこと
ビジネス文章の出来は、いかに「読み手に負担を書けない文章を書く」かにつきます。
ビジネス文章で重要なことは3点です。
(1)読み手に文章をなるべく読ませずに、必要な情報を伝達できること
(2)内容を一読で理解してもらえること
(3)重要な情報を記憶に残せること
(1)読み手に文章をなるべく読ませずに、必要な情報を伝達できること
1枚のビジネス文章でも、必要な情報と不要な情報が混ざっているものです。
その中で読み手にとって必要な情報だけを読ませ、不要な情報を読ませない文章の作り方をすれば、読み手には負担がかからずスピード感も生まれます。
(2)内容を一読で理解してもらうこと
忙しい読み手は文章を1回サッと読んだだけで作業に取り掛かります。
つまり、一読して理解できない文章、誤解されてしまう文章は、読み手の誤った行動を促し、最悪の場合会社に損失を与えてしまう可能性も秘めています。
(3)重要な情報を記憶に残せること
忙しい読み手は多くの文書を短時間で処理しています。
特に管理職は部下に行動を指示する判断材料としての情報収集に、平均30秒ほどしか費やさないと言われています。
30秒で重要な情報を記憶に残せるような文章を作成できないと、誤った行動を促してしまったり、管理職の中で優先順位が下がってしまう可能性があるのです。
文章作成の大原則「結論から先に述べる」
これは、文章作りの原則です。
冒頭部分に結論を持ってくることで、読み手は「この文章は〜について書いてあるな」ということを把握した上で文章を読むことができます。
・結論は〜〜〜です。
・理由は3点あります。AとBとCです。
・第一の理由は〜
このような 文章作りを心がけましょう。
「書く技術」が驚くほどアップするビジネスライティング7つの法則
それでは具体的な文章作成の流れを説明していきます。
(1)冒頭に重要な情報をまとめて書くこと
(2)詳細はパラグラフを使って書くこと
(3)パラグラフの冒頭には要約文を書くこと
(4)文頭にはすでに述べた情報を書くこと
(5)並列する情報は同じ構成、同じ表現で書くこと
(6)ひとつの文には、ひとつのポイントだけを書くこと
(7)無駄なく、簡潔に書くこと
(1)冒頭に重要な情報をまとめて書くこと
上記でも先んじて述べたように、文章の冒頭には「総論」として結論などの重要な情報をまとめます。
総論を書くときには、
・各論と内容、説明順を一致させて書くこと
・具体的に書くこと
・簡潔に書くこと
・結論と内容を一致させて書くこと
上記4点を意識してまとめるようにしましょう。
(2)詳細はパラグラフを使って書くこと
総論を述べた後に続く各論では、構成をパラグラフで伝えましょう。
パラグラフとはひとつのトピックを説明することを目的とした文の集まりです。
パラグラフ作成には、
・ひとつのトピックをひとつのパラグラフにする
・パラグラフ間を縦と横で接続する
・パラグラフ内を具体的に展開する
上記3点を意識して作成しましょう。
ひとつのトピックをひとつのパラグラフにする
ひとつのパラグラフ内に、複数のトピックを述べてしまうと読み手が何を述べているか途中で分からなくなってしまいます。
パラグラフ間を縦と横で接続する
縦で接続するとは、
「Aという問題はBという原因があり、Cのように対処できる」
というように、論理的に接続する状態を指し、
横で接続するとは、
「Bという原因にはB1,B2,B3の3つに分解できる」
というように羅列することを指します。
縦と横の接続を明確に分けて、文章を作成しましょう。
パラグラフ内を具体的に展開する
パラグラフ内は具体例や詳細な理由を述べて、パラグラフ内の文章に説得力を持たせましょう。
(3)パラグラフの冒頭には要約文を書くこと
文章の冒頭に総論を書くように、各パラグラフの冒頭にも要約文を書きましょう。
そのパラグラフにはどのような内容が述べてあるのかがわかります。
要約文を書くときには以下、5点を意識しましょう。
・前のパラグラフの要約文と繋がるように書くこと
・ひとつのトピックだけをひとつの文だけで書くこと
・具体的に書くこと
・簡潔に書くこと
・冒頭にキーワードを置くこと
(4)文頭にはすでに述べた情報を書くこと
文の前半では、既に述べた情報を書き、後半で未知の情報を足していきましょう。
方法は3つあります。
・統一型:文頭にくる主語をキーワードで統一する型
・引継型:前の文の後半で説明した文章を、次の文頭に使う型
・展開型:最初の文で情報を羅列し、その後の文章の文頭にそれぞれ用いる
上記3つのどれかを意識して、前の文章とのつながりを保つようにしましょう。
(5)並列する情報は同じ構成、同じ表現で書くこと
パラグラフごとに構成と表現を統一し、読みやすい見た目を意識しましょう。
重要な項目が3点あります。
・情報を重要な順か、時系列で並べること
・パラグラフ間で抽象度を揃えること
・重要性に差があるなら、並列を意識せずより重要な点を強調すること
パラグラフ間で抽象度を揃えるとは、数値を用いて説明をした場合、並列する情報でも数値を用いて説明するなど、説明事項に濃淡が生まれないようにしましょう。
(6)ひとつの文には、ひとつのポイントだけを書くこと
そのパラグラフはどのような内容が書いてあるのかを一読で理解できるようにしましょう。
特に「〜が、」という接続助詞を使うのはやめましょう。
「〜したが、〜した。」という文章は順接・逆説どちらの意味とも取れ、わかりづらいからです。
(7)無駄なく、簡潔に書くこと
冗長な文章を書いてしまうことで、読み手は読む気がなくなってしまいます。
・類語の繰り返しを避けて、言い換えること
・文末は短くすること
上記を意識して、シンプルな表現を心がけましょう。
まとめ
さて、私が一年目で新規事業への取り組みを役員向けにプレゼンすることを任せてもらえたのは、「文章力」がついたことが大きい理由です。
多忙な役員にとって、割ける時間は30分〜1時間ほどです。
その短時間に、結論・理由・行動方針を全て詰めて説明しなければなりません。
まさに「文章力」が重要な仕事を任せてもらえる一因となったのです。
文章の出来=仕事の出来に直結します
では、なぜ文章力がついたのか?
私は下記の本を読み込み、ビジネス文書の書き方を頭に叩き込みました。
「書く技術・伝える技術」
コチラの本は、日本最大級のプラグラミングスクール「TECHCAMP」を運営する会社divの社長でありながら、
Youtube登録者数約70万人のチャンネルを持つ「マコなり社長」もオススメしている本です!
本記事では詳細な具体例などを書くことができませんでしたが、
本書では具体例や、文章力をつける実践トレーニングもありますので、是非購入して文章力を爆上げしましょう!
では、また!
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【ビジネスマン・学生必見】圧倒的な成長には70%のアウトプットが必要!
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「読書してもなんだか身になってる気がしない・・・」
「勉強してもすぐ忘れてしまう・・・」
理由はズバリ、インプットしかしていないからです。
・勉強した内容を頭に定着させたい
そんなビジネスマンや、学生にオススメの方法を紹介します!!
アウトプットしなければ記憶に定着しない
・月3冊読んで3冊アウトプットする人
・月10冊読んで1冊アウトプットする人
どちらが成長するでしょうか?
間違いなく「月3冊読んで3冊アウトプットする人」です。
本を読んだ後に、「理解したつもり」で終わってしまうから、記憶に定着しないのです。
例として、その本の内容を5分で説明できるのであれば、定着してると言えるでしょう。
このように、インプットは本を読んだという「自己満足」で終わってしまう可能性があります。
「自己成長」につなげるアウトプットを徹底するようにしましょう!
3つのアウトプット方法
アウトプットには以下の3つの方法があります。
(1)話す
(2)書く
(3)行動する
(1)話す
とにかく、自分が経験したものを友人や家族に話すことから始めましょう。
「話すこと」は紛れもない「アウトプット」です。
話す際には、その経験から気づいたものや自分の意見をひとつでも盛り込むようにすると、より頭に定着するようになります。
(2)書く
「書く」ことの方が「話す」ことよりも圧倒的に記憶に残るので、より「自己成長」を促します。
書くことで、脳はより集中力が高まり、積極的に情報を収集します。
(3)行動する
「行動する」は「話す」と「書く」以外の全てのアウトプットです
行動するというアウトプットには5つのコツがあります。
(1)「今日やる」ことだけを考えること
(2)楽しむこと
(3)目標を細分化すること
(4)結果を記録すること
(5)結果が出たらご褒美をあげること
(1)「今日やる」ことだけを考えること
長期的に続けることを考えすぎると、行動にブレーキがかかってしまいます。
「5分だけジムに行く」「10回だけ筋トレする」など、「今日〜をやる」ということだけを考えましょう。
(2)楽しむこと
続けることの中に楽しみを見つけるようにしましょう。
(3)目標を細分化すること
「10キロ減量する!」「1ヶ月にブログを15記事書く!」
というような長期的な目標を細分化し、それぞれ、
「1ヶ月で1キロ減量する!」「1週間にブログを4記事書く!」と目標を立てることで、達成度が分かりやすくなるのでモチベーション維持に繋がります。
(4)結果を記録すること
先に細分化した目標達成を記録し、最終的な目標に近づいていることを視覚化することで、モチベーション維持に繋がります。
(5)結果が出たらご褒美をあげること
目標達成時にそれぞれご褒美を設定しましょう。
「ブログ1記事書くごとに美味しいワインを飲む」
「ブログ15記事を1ヶ月で書き終わったら温泉旅行にいく」
このように目標を達成するごとにご褒美があるとドーパミンが分泌されます。
アウトプットの4原則
アウトプットには下記の通り、4つの原則があります。
(1)情報をなんども使う
(2)成長の螺旋階段
(3)インプット:アウトプット=3:7が黄金比
(4)フィードバックをする
(1)情報をなんども使う
脳に入力された情報は、「2週間に3回使った情報は長期記憶される」のです。
本の内容や、勉強してインプットした情報は、2週間の間に積極的に話したり書くようにしましょう。
(2)成長の螺旋階段
インプットとアウトプットを繰り返すことで、少しずつ成長していくと本書では述べられています。
最初はなかなか成長が感じられないかも知れませんが、螺旋階段を登って上がっていくように確実に成長しています。
気づいた時には、とても高いところまで成長しているのです。
(3)インプット:アウトプット=3:7が黄金比
平均的な人は、インプット:アウトプット=7:3という調査結果があります。
しかし、コロンビア大学の実験(100人の子供達が人名図鑑のプロフィールを暗唱できる数)によると、最も高い成果を出したのはインプット:アウトプット=3:7で行動したグループという結果が出ました。
自分の行動を振り返ってみて、インプットに使う時間とアウトプットに使う時間を逆転させることを意識しましょう。
(4)フィードバックをする
最後は、「アウトプットの結果を振り返り、改善する」ことが重要です。
「話してもなかなか覚えられなかった」という結果になった場合は、話し方を見直したり、話すことに加えて書くことも増やしてみたりと、対策を講じていきましょう。
・勉強した内容を頭に定着させたい
そんなビジネスマンや、学生にオススメの方法を紹介いたしました!
まとめ
こちらの内容は、
「アウトプット大全」を要約しています!
発行部数51万部を突破し、Amazonビジネス書ランキングでも一位を獲得しているんです!
みんな同じ悩みを持つからこそ、こちらの本が多く読まれているんですね!
情報が溢れている時代だからこそ、自分の成長に繋がる情報は確実に脳に定着させたいものです。
本を読んで「理解しているつもり」から脱却をして、圧倒的な成長をしていきましょう!
インプット以上の「アウトプット」です!
では、また!
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【サラリーマン必見】交渉、営業が上手くなる3つの方法!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
交渉力を上げたい!
営業力を上げたい!
など、営業成績を格段にアップさせたい!
という人に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「交渉力」著者:橋下徹
本書の著者は元大阪府知事橋下徹さんです。
「大阪都構想」を考案し大阪をまとめ上げたり、維新の会代表を務めたりと、
様々なご経験をされている方です。
本書ではそんな橋下徹さんが自身の経験から得た「交渉術」を述べています。
交渉に勝つ3つの原理原則
ビジネスもプライベートも全てにおいて、自身の目的を達成するために行うのは「交渉」です。
ビジネスでは、
・この商品をあの人に買ってほしい
・こんな能力を持っている自分をあの人に雇ってもらいたい
プライベートでは、
・友達にこんなことを頼みたい
・気になるあの子とデートに行きたい
など、目的を達成するには相手を動かす「交渉術」が重要です。
本書では、以下の3つを原理原則としています。
(1)利益を与える・譲歩する
(2)合法的に脅す
(3)お願いする
(1)利益を与える・譲歩する
交渉は「相手に何を、どれくらい与えるか・譲るか」で決まります。
ここでポイントなのは、
「自分がマイナスにならない程度に与えて、相手のプラスになること」
が重要です。
例として、
①わざと厳しい期限を設定して検討させて、相手が困る環境を作る
②期限が近くなったら期限を延ばし、困難な環境を取り除く
という「仮装の利益」が重要です。
(2)合法的に脅す
こちらの方法は、相手方と共同して何かを行うときの交渉ではなく、
「敵対的な交渉」に有効な方法です。
例として、
スケジュール通りに納品しない相手方がいたとして、契約書の内容を元に「訴訟を起こします」と宣言する
という、こちらに正義がある際に有効な手法です。
(3)お願いする
(1)、(2)でもどうしても交渉がうまくいかない場合は、
「お願いする」ことも必要です。
自分なりにあらゆる方法を考えても、相手方がどうしても譲歩しない場合は、交渉を終わらせる選択肢も必要です。
総じて、交渉の終わらせ方は「握手で終わらせる」ことが重要です。
どんなに相手が悪くても、握手で終わらせなければ交渉成立と言えないのです。
交渉は自分との闘い
交渉には、「価値観」や「思想・信条」、「哲学的なもの」を入れてはいけません。
日韓問題のように、互いの歴史に係る認識が異なる所に交渉を持ち込んでいるため、ずっと解決しないのです。
交渉は、自身の目的を達成する交渉事項に優先順位をつけ、その目標との折り合いを相手と見つけられるかどうかで、交渉の成否は決まるのです。
交渉は相手を打ち負かすのではなく、自分との闘いなのです。
交渉がまとまらない時は、「絶対に譲れないもの」を明確に
交渉は自分との闘いと述べたように、交渉事項に優先順位をつけることが重要です。
どうしても相手との交渉がうまくいかないようであれば、
「絶対に譲れないもの」と「譲れるもの」に分けて、「譲れるもの」は積極的に相手に譲っていきましょう。
反対に、どれだけ交渉がうまくいかなくても「絶対に譲れないもの」だけは、譲ってはいけません。
このような線引きを明確にすることで、相手も「ここは譲ってくれたから、ここは譲ってもいいか」と思わせることができ、結果的に目的を達成する方向性へ誘導することができるのです。
【実践編】「相手に利益を与える・譲歩する」交渉術
それでは、本書の一番のポイントである、
3つの原理原則から「相手に利益を与える・譲歩する」交渉術を詳細に見ていきましょう!
「相手に利益を与える・譲歩する」交渉で一番重要な点は、相手と自分の「要望が何か」を整理することです。
そして、先ほど述べたように、「絶対に譲れないもの」と「譲れるもの」に分け、交渉を進めていく中で、「譲れるもの」の優先順位が低いものから譲っていくようにします。
具体的に、以下の4ステップで進めていきましょう。
(1)自分の要望をリストにし、優先順位を付ける
(2)相手の要望と優先順位を探ってリストにする
(3)相手の要望に対し、譲れるものをピックアップしておく
(4)自分の要望に対し、相手が譲れそうなものをピックアップしておく
要望と譲歩が整理できたら、お互いに譲歩をして交渉を進めていきます。
「仮装の利益」を意識し、要望事項をより大きく見せたり、より多く用意したり、交渉を有利に進めていく「事前準備」を怠らないようにしましょう。
さて、今回ご紹介したのは「交渉力」でした!
サラリーマンにとって、営業先の方との交渉が一番の仕事と言っても過言ではありません。
しかし、営業先の方々によってその反応はまちまちですし、どれだけ上手く伝えているつもりでも、交渉が上手く進まない時は進まないものです。
本書では、橋下徹さんが政界で数多くの交渉を行ってきた経験から、「絶対に譲れないもの」と「譲れるもの」を明確に分けて交渉を進めていくノウハウが詳細に述べられています。
他にも、トランプ大統領や金正恩氏の交渉力も橋下徹さんの視点から解説されていますので、是非一読される事をオススメします!!
サラリーマンにオススメの「1分で話せ」も要約していますので、下記からご覧ください!
では、また!
「交渉力」を読んだあなたにオススメの要約記事
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【寝ても疲れが取れない人必見!】誰でもできる具体的な疲労回復方法!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
疲れが取れない!
疲労回復をしたい!
という人に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「最高の体調」著者:鈴木祐
・しっかり寝ても疲れが取れない
・疲れや眠気から仕事に集中できない
・健康診断で引っかかってしまった
現代人特有のこのような悩みを持たれている方はとても多いと思います。
本書では、「体調が悪いから薬を飲む」「疲れが取れないからエナジードリンクを飲む」というような対処療法ではなく、根本な解決の方法である「進化医学」を解説しています。
本書を読んで「最高の体調」を手に入れましょう。
疲れや疲労感が取れない根本の原因は「文明病」
人間はこれまでの歴史の中で利便性を追い求めてきました。
移動の自由が広がり、生活するにも良い環境になったにも関わらず、
心の底から「幸福である」と断言できる人は少ないのではないでしょうか。
著者はその原因は「文明病」にあると述べています。
「文明病」の典型的な例は「肥満」
「文明病」とは現代社会特有の病気や症状を表します。
特に「肥満」は現代社会が以前よりも豊かになり、品種改良などが進み食物が豊富に手に入れられる時代になったため、過剰摂取という問題が発生しました。
人間は農耕が発達するまでの約600万年の間、狩猟採集で生活を営んできました。
「カロリー」が非常に貴重な資源であり、長い狩猟生活の間で「高カロリー」を好む脳に進化させていったのです。
そのような人間特有の脳を「意志」で抑え込むことはそもそも難しく、
「肥満」=「意志が弱い」と断言するのではなく、遺伝的ミスマッチがあるのです。
その経緯をまずは理解しましょう。
「文明病」=「肥満」解決法
「文明病」の対処法は以下の2ステップです。
1、遺伝的ミスマッチを探し、特定する
2、遺伝的ミスマッチを起こしている環境を修正していく
この2ステップを踏めば現代人特有のほとんどの「不調」は解決できます。
本書では「文明病」を「炎症」と「不安」の2つの要素にわけ、それぞれの対処法を述べています。
「炎症」による遺伝的ミスマッチ
「炎症」とは体がダメージを受けた際に作動する防御システムのようなものです。
風邪の咳や鼻水などが「炎症」に当たります。
しかし、高カロリーの過剰摂取により蓄積される内臓脂肪など、体内で長期的な「炎症」を引き起こすものが人類に適応していないため、
「原因不明の体調不良」として現代人の大きな悩みとなっているのです。
「炎症」対策、疲労回復の代表的なアクションプラン
「炎症」の対策には3点の修正が必要で、それぞれ具体的なアクションプランを示していきます。
(1)「腸」の修正
(2)「環境」の修正
(3)「ストレス」の修正
本記事では、すぐにでも始められて、簡単な代表的なアクションプランのみ記載しますので、その他詳細はぜひ本書をご覧ください!
(1)「腸」の修正
著者がもっともオススメしているのが、「自然に触れること」です。
ストレス低下と、大気中の細菌が腸内環境をよくしてくれるのです。
その他代表的なアクションプランは下記の4点です。
①抗生物質をむやみに使わないこと
②空気を綺麗に保つこと
③発酵食品を食べること
④食物繊維を取ること
①抗生物質をむやみに使わないこと
ただの風邪に抗生物質を使うのはやめましょう。
人間の一番良い風邪の対処法は「自然治癒」です。
健康的な食事と十分な水分を取り、睡眠を多く取るようにしましょう。
②空気を綺麗に保つこと
部屋の換気に気を配り、「HEPA」フィルタを使った空気清浄機を購入しましょう。
③発酵食品を食べること
納豆やヨーグルトなどを1日40〜50グラム取るようにしましょう。
納豆なら1日1パックを食べる計算です。
④食物繊維を取ること
1日15〜30グラムが目安です。
ブルーベリーなら100グラム、ココアなら大さじ3〜4杯です。
(2)「環境」の修正
環境の修正には、「自然に触れること」・「友人に触れること」の2点から述べられており、代表的なアクションプランは4点です。
①自然:デジタルの自然を増やすこと
②自然:公園を活用し、太陽を浴びること
③友人:接触時間を増やすこと
④友人:同期行動を増やすこと
①自然:デジタルの自然を増やすこと
PCやスマホの壁紙を雄大な自然の画像に変更したり、仕事中鳥のさえずりや川のせせらぎを聞くようにしましょう。
②自然:公園を活用し、太陽を浴びること
2日に1回は公園に出かけ、最低10分は木々の中で過ごしましょう。
さらに毎日6〜20分は太陽光を浴びるようにしましょう。曇りや雨の日でも、外に出ることで効果が見られます。
③友人:接触時間を増やすこと
平均200時間ほどコミュニケーションを重ねればほとんどの人と親密になれるという研究結果があります。
オンラインでも構わないので、積極的に知人とコミュニケーションを取るようにしましょう。
④友人:同期行動を増やすこと
スポーツクラブや、音楽サークルなど周囲の人と同じ行動を取るコミュニティに積極的に参加しましょう。
(3)「ストレス」の修正
ストレスの修正に必要な代表的なアクションプランは4点です。
①リアプレイザル
②昼寝
③ウォーキング
④デジタル断食
①リアプレイザル
「リアプレイザル」とは緊張や怒りなどストレスになりかねないものを意識して転換することです。
緊張は「ワクワク」、怒りは「相手に悪いことがあった」と考え直すようにしましょう。
②昼寝
睡眠不足が解消できないときは、12~14時の間に15分~20分の昼寝を挟みましょう。
眠れなくても10分ほど目を閉じるだけで、夜の睡眠の質は改善します。
③ウォーキング
週に2~3日のペースで12分以上の早歩きを行いましょう。
睡眠の質をグッとあげて、ストレス解消に繋がります。
④デジタル断食
「SNSを1日見ない日」を作りましょう。
他には、SNSを見る時間を日頃から1日1時間以内と決めておきましょう。
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「不安」による遺伝的ミスマッチ
原始的な社会での「不安」への対処は非常にシンプルで、
「生きるか死ぬか」「戦うか逃げるか」というような2択しかありません。
現代社会では、他人との比較や仕事の責任、コミュニケーションなど対人関係の不安が複雑化しています。
「不透明な未来への不安」が現代人の幸福感を削いでしまっているのです。
「不安」対策、疲労回復の代表的なアクションプラン
「不安」の対策には3点の行動に焦点を当てて、それぞれ具体的なアクションプランを示していきます。
(1)「価値」観を探すこと
(2)「死」を想うこと
(3)「遊び」化すること
本記事では、すぐにでも始められて、簡単な代表的なアクションプランのみ記載しますので、その他詳細はぜひ本書をご覧ください!
(1)「価値」 観を探すこと
自分の価値観を探し、それに沿って行動をすることで「満足感」を大いに得られます。
本書には具体的な自己分析方法が載っていますので、本書をぜひ読んでみて自分の価値観を再確認しましょう。
(2)「死」を想うこと
「畏敬」と「観察」の2点から遠い未来の不安を消すことができます。
代表的なアクションプランは3点です。
①畏敬:自然に触れること
②畏敬:カリスマに触れること
③観察:マインドフルネスを実践すること
①畏敬:自然に触れること
アウトドアで雄大な自然に触れたり、映像を見るようにしましょう。
②畏敬:カリスマに触れること
尊敬する偉人の人生を細部まで掘り下げていきましょう。
③観察:マインドフルネスを実践すること
「マイインドフルネス」とは瞬間、瞬間を大切にする生き方のことです。
日常的な作業1つ1つに全意識を集中させるようにしましょう。
1日5分、8週間続けることで効果が現れてきます。
(3)「遊び化」すること
自分の人生を「遊び化」することで人は幸福を得られると述べています。
本書には具体的な人生を「遊び化」する方法が載っていますので、本書をぜひ読んでみて自分の人生を「遊び化」しましょう。
さて、今回ご紹介したのは「最高の体調」でした。
本書は現代人が抱える「なんとなく体調が優れない」という悩みの根本的な解決方法を述べています。
エナジードリンクなどで疲労感をごまかすのではなく、人間の本質に目を向けた具体的なアクションプランも提示されていますので、
ぜひ皆様も読んでみてください!
では、また!
最高の体調を読んだあなたにオススメの記事
【炎上とは?】日本人はなぜ炎上した人を許せないのか解説!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
なぜ炎上が起こるのか?
なぜ日本人は炎上した人を許せないのか?
に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「人は、なぜ他人を許せないのか?」著者:中野信子
ワイドショーなどで、芸能人の不祥事やスキャンダルなどが報道されるたびに、心無いコメントや言葉で「炎上」するということは日常茶飯事です。
インターネットが発達した現在では、TVだけでなくSNS上の発言や動画サイトへアップロードされた動画なども瞬く間に広がるようになり、「炎上」は芸能人だけのものではなく、一般人の我々にも降りかかる可能性が増えました。
では、人々はどのような思考で心無いコメントをしているのか。
今は、「炎上」を周りから見ている方々でも、誰しも「炎上」に参加してしまうようになる可能性を秘めていると著者は述べています。
その理由と「炎上」に参加しないようになる方法について本書はが分かりやすく解説しているので、早速見ていきましょう!
誰もが炎上を起こす可能性のある「正義中毒」
「炎上」しているSNSや動画サイトのコメント欄を見ていると、あまりにも行き過ぎたコメントが多く見受けられます。
人は他人に「正義の制裁」を与えることで、快楽物質であるドーパミンが放出されます。
その快感が忘れられず、日々「正義の制裁」を加える対象を探してしまうのです。
本書では、そのような人々を「正義中毒」と呼んでいます。
「正義中毒」の陥った人々は、多数派に流れて少数派へ攻撃をすることが正しいことだと思い込んでしまい、自分自身で「考えること」をやめてしまうようになります。
人はなぜ炎上した人を許せないのか
人間の脳には、自分と違う他人を「許せない」仕組みが4点あります。
(1)人間の脳は「対立」するようにできていること
(2)脳の手抜きにより「内集団バイアス」を持ってしまうこと
(3)「脳は賢くなりすぎない」ようにできていること
(4)「正義中毒」による快楽物質のドーパミンを放出してしまうこと
(1)人間の脳は「対立」するようにできていること
人間の脳は、そもそも自分と異なるものを「許せない」ようにできています。
その脳の仕組みを理解し、受け入れないと、自分が多数派に立ったと思い込んでいるとき、少数派を攻撃してしまいがちになってしまうのです。
(2)脳の手抜きにより「内集団バイアス」を持ってしまうこと
さらに、自分が所属している集団内のメンバーを集団外のメンバーと比べて良いと感じる「内集団バイアス」を持っています。
例えば、自分が応援しているチーム以外がミスや負けた時、喜ぶ人たちです。
集団の内・外で明確に分けてしまえば、「考える」「推量する」というプロセスを排除できるので、脳がかかる労力が少なくなるのです。
そのため、深く考えずに自分とは違う集団である少数派に対して心無い発言やコメントが出来てしまうのです。
(3)脳は「賢くなりすぎない」ようにできていること
人間が人間らしくあり続けるために、脳は「賢くなりすぎない」ようにできています。
一見、悪いように受け取ってしまう言葉ですが、「賢くなりすぎると」人間らしくなくなってしまうのです。
以下の例をご覧ください。
②一度見たもの、学んだことを絶対忘れない
(4)「正義中毒」により快楽物質のドーパミンを放出してしまうこと
ここまで述べてきたように人間は、自分の属している集団以外を攻撃するように出来ています。
「正義中毒」に陥り他人を攻撃している時、脳内では快楽物質の「ドーパミン」が分泌されています。
つまり、他人を「叩く」こと自体が快感となり、やめられなくなってしまうのです。
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日本人の「正義中毒」による炎上の対象は”少数派”
日本人は特に「みんなと違う」ということが少数派であり、良くないものとみなす傾向があります。
大きな理由として考えられることは、
「島国であり、災害リスクが高いこと」と考えられています。
災害が多い日本では、みんなで助け合って災害への予防したり、災害時には復興を目指したりという集団意識を形成する要因が大きいため、
集団の協力を拒み「みんなと違う」行動をしている人を非難してしまうようになったのです。
「正義中毒」にならないために
それでは、このような「正義中毒」にならないためにはどのような方法があるのでしょうか?
結論として、
「自分がこういう気持ちでいることを自覚すること」
です。
「メタ認知」と言われますが、自分自身を客観的に認知することが重要なのです。
「メタ認知」を使うための具体的な脳のトレーニング4点は以下の通りです。
(1)慣れていない新しい体験をすること
(2)不安定・厳しい環境に身をおくこと
(3)レッテルを貼ったり、ひとまとめにしないこと
(4)余裕を大切にすること
(1)慣れていない新しい体験をすること
「通勤ルートを変える」「降りたことのない駅周辺を散策する」など、日常と異なる行動が脳の活性化を促してくれます。
(2)不安定・厳しい環境に身をおくこと
簡単なところでは「自分が全く知識のない分野の本を読んでみる」など、自分の知識や経験が及ばない範囲に身をおくことで、自分の思考や行動パターンがどのようなものかを客観的に認識し直すことができます。
(3)レッテルを貼ったり、ひとまとめにしないこと
「内集団バイアス」でも述べたとおり、脳がかかる労力が少なくなる状態を避け、「集団外のひとりひとりの背景や思考を考慮に入れ」て判断をするようにしましょう。
(4)余裕を大切にすること
脳に適度な余裕を持たせることで、脳は活性化します。
日常的に行なっている「我慢が必要なこと」を避けるようにしましょう。
さて、今回ご紹介したのは「人は、なぜ他人を許せないのか?」でした。
SNS・動画サイトの「炎上」はどのようにして起こるのか?という問いの答えがわかりやすく述べられている本でした。
現在のコロナウイルス対応について、執拗に政府批判をしたり、外出をしている人々を過度に責め立てたり、このような状況下だからこそ自分が正しいと思い、自分とは「違う」相手を必要以上に攻撃してしまうのは人間の宿命かもしれません。
本書を読めば、人間である自分自身を深く理解でき、客観的に人々の行動を俯瞰することができます。
違いを認めて相互に理解し合える「余裕」を持ちましょう。
では、また!
人は、なぜ他人を許せないのかを読んだあなたにおすすめな記事
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【本を読む人必見!】紙の本よりAmazonのキンドルが絶対おすすめな理由とは?
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こんにちは!
やすぽんたです!
皆さんは本を買うときにどこで購入されていますか?
月間30冊本を読む筆者ですが、本を購入する際はAmazonのKindle(キンドル)を利用するのが一番効率的で、コストパフォーマンスも良いです!
キンドルは書店や通販で本を買うよりも安価に購入できますし、セールも開催されます。
場所を取らないため、保管場所にも困りません。
また、Amazonプライム会員なら、プライム会費の支払いだけで無料で本を読むこともできます!
キンドルを活用して、読書ライフを充実させましょう!
kindle(キンドル)の料金は下記からチェック!
Amazon キンドル とは?
Amazon Kindle(キンドル)とは、Amazon独自のサービスであり、
電子書籍・電子書籍機器(Amazonから発売されている電子書籍を読むためのタブレット端末)の事を指します。
電子書籍を読むだけのためにわざわざ端末を買うの?
という声もありますが、キンドルを使うべき理由を述べていきます。
実際に私が使っているキンドルの画面です。
このように1つの端末に何冊ものデータを収納できます。
キンドルを使うメリットとは?
キンドルを使うメリットとして8点あげられます。
(1)本を購入するより安く、50%セールやAmazonポイントが利用できる!
(2)ブルーライトゼロで睡眠前の読書に最適!
(3)本より薄く、軽いので通勤・通学・移動時間に最適!
(4)Amazonプライム会員なら、対象の本が無料で読める!
(5)kindleunlimitedなら月額980円で12万冊以上が読み放題!
(6)ハイライトを付けてシェアしたり、メモを書き込める!
(7)読書に専念できる!
(8)辞書がついているので、その場でわからない言葉がわかる!
(1)本を購入するより安く、セールやAmazonポイントが利用できる!
キンドルの電子書籍は、元々紙の本よりも約10%程度安くなっています。
さらに下記のように50%OFFセールも頻繁に行われていますし、
実際に紙の本を買うよりもお得に本を読むことができるのです!
(2)ブルーライトゼロで睡眠前の読書に最適!
Amazonサイトでは、下記のように記載されています。
ハーバード大学 ヘルス・パブリケーションの研究によると、夜にタブレットやスマホなどデジタル機器から発せられるブルーライトを浴びると、眠気を促すホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されるおそれがあると報告されています。Kindleはライトが搭載されていないため、このような心配もなく読書を楽しめます。*1
キンドルはブルーライトがゼロであるため、睡眠前の読書に最適です。
・紙の本でも変わらないのでは?
このように考える方もいらっしゃると思いますが、キンドルは紙の本とは違い、
目に優しいフロントライトで暗い中でも本を読むことができるので、「本を読みながら寝落ち」することができるのです。
「最高の睡眠」を得るための本を要約していますので、
こちらもご覧ください!
(3)本より薄く、軽いので通勤・通学・移動時間に最適!
キンドルは紙の本よりも薄く、さらに軽いため移動時の読書にも最適です。
1画面で数百冊の本を読めるため、持ち運びも楽ですし、コンパクトなため狭い電車内でも十分読書をすることができます。
(4)Amazonプライム会員なら、小説も漫画も対象の本が無料で読める!
プライム会員に加入している場合、下記のように「prime reading(プライムリーディング)」というサービスを利用でき、毎月のプライム会費のみで数百冊以上の本を読むことができます。
(5)kindleunlimited(キンドルアンリミテッド)なら月額980円で12万冊以上が読み放題!
さらに、「kindle unlimited(キンドルアンリミテッド)」 (月額980円)に加入することで、12万冊以上(洋書120万冊以上)が読み放題になります!
・30日間無料
・3ヶ月間2,940円が今なら299円
月に2〜3冊以上読む方なら、あっという間に元を取れますね!
(6)ハイライトを付けてシェアしたり、メモを書き込める!
キンドルでは、気になった箇所にメモを残しておくことで後々確認をできたり、
ハイライトを付けた部分をSNSなどで共有することもできます!
さらには、他のキンドルユーザー がハイライトした部分も確認することもできます!
(7)読書に専念できる!
キンドルは、電子書籍リーダーに特化しているので、メールやアプリの通知を気にすることなく、読書に没頭することができます!
(8)辞書がついているので、その場で分からない言葉がわかる!
本を読んで分からない言葉が出てきたとき、言葉の意味をわざわざ調べるのって面倒ではありませんか?
キンドルでは、分からない言葉を長押しするだけで内蔵されている辞書が言葉の意味を教えてくれます!
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キンドルを使うデメリットとは?
キンドルを使うデメリットとして3点あげられます。
(1)読みたいページに遡るのに時間がかかる
(2)使い方に慣れるまで時間がかかる
(3)充電が切れると本が読めない
(1)読みたいページに遡るのに時間がかかる
紙の本であれば、読みたいページに遡るのが簡単ですが、
キンドルでは、1ページずつ戻ったり、目次から戻るしかありません。
ただし、メモ機能を利用すれば、自分がメモを残したページに戻れるので、
メモを残す手間さえクリアすれば、問題ありません。
(2)使い方に慣れるまで時間がかかる
キンドルは紙の本当は違い、様々な機能が搭載されています。
ですので、使い方に少しずつ慣れていく必要があります。
(3)充電が切れると本が読めない
キンドルは端末なので、充電して利用するのが必須です。
ですので、充電が切れてしまうと、本が読めなくなってしまいます。
ただし、キンドルは本を読むのに特化しており、他のアプリの通信などを行わないため、
1日30分の利用であれば約数週間ほどバッテリーが持続します。
まとめ:読書するならキンドルを使うべき
キンドルのメリットを再度振り返ると以下の8点です。
(1)本を購入するより安く、50%セールやAmazonポイントが利用できる!
(2)ブルーライトゼロで睡眠前の読書に最適!
(3)本より薄く、軽いので通勤・通学・移動時間に最適!
(4)Amazonプライム会員なら、対象の本が無料で読める!
(5)kindleunlimitedなら月額980円で12万冊以上が読み放題!
(6)ハイライトを付けてシェアしたり、メモを書き込める!
(7)読書に専念できる!
(8)辞書がついているので、その場でわからない言葉がわかる!
一番のメリットは、本が安く読めて、何冊も移動中や出先で読めることです。
今回は、月間30冊の本を読む筆者がオススメの読書習慣である、
Amazon Kindle(キンドル)をご紹介しました。
ぜひ皆さんも良い読書習慣を身につけましょう!
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【すぐ行動に移せない人必見!】とにかく行動できるようになる方法!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
・何かチャレンジしたいけど何から始めていいか分からない
・チャレンジする前に準備が多く必要で毎回諦めてしまう
このような人に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「0秒で動け」著者:伊藤羊一
仕事や、ブログを書くときなど行動を起こす際に、
・動きたいけどなんとなく動けない
・どこから手をつければいいか分からない
このような経験はありませんか?
本書では、誰もがわかりやすい考え方やスキルが述べられています。
なかなか行動を起こせない自分に、少し負い目を感じる人にはぴったりの本です。
早速見ていきましょう!
すぐ行動できる人の共通点は?
すぐ行動できる人には以下の3つの共通点があります。
(1)サイクルを回すこと
(2)ベータ版を出すこと
(3)仮説力があること
(1)サイクルを回すこと
行動力は3階層のピラミッドで表現されます。
①アクション
②スキル
③マインド
行動できる人は、思い立ったら①アクションから起こし、そのアクションを振り返って②スキルや③マインドを見直し、次のアクションに生かしていくことが出来ています。
準備を重ねて行動に動くのではなく、「やりたいことや興味のあることには一度飛び込んでみる」ようにしましょう。
(2)ベータ版を出すこと
インターネットサービスや、アプリケーションなどで「ベータ版」をリリースすることが多いです。
正式版のリリース前にユーザーにお試し版を使ってもらうことで、改善点や修正点を集め、よりユーザーに満足してもらう正式版を出す目的です。
日頃の仕事でも、上司に指示された作業を黙々とこなすのではなく、上司とある程度の完成版の段階で内容のすり合わせをする行動を起こし、徐々に完成度を高めていくように意識しましょう。
(3)仮説力があること
行動力がある人は、事実やそこにあるデータから仮説を立てて「結論」を素早く出しています。
仮説を立てるには、「直感」が重要で、以下の4点が「直感」の重要な要素となります。
(1)体験:成功・失敗・後悔の経験は、未来の仮説に役にたつ
(2)志:「こんな人になりたい」という思いに基づいた結論が出せる
(3)妄想:「志を具現化するには自分だったらどうするか」と考える
(4)好奇心:周囲の行動を見て「自分だったらどう動くか」を考える
行動力がある人は他人も動かす
仕事場では自分自身が行動するだけではなく、相手にも動いてもらわないといけません。
組織やチームを動かすためには以下の2つのコミュニケーションが必要です。
(1)論理的かつ瞬発的なコミュニケーション
(2)人間関係を組成するコミュニケーション
(1)論理的かつ瞬発的なコミュニケーション
こちらのコミュニケーションは、プレゼンやチームでの会議の場でのコミュニケーションにあたります。
考えていることや思っていること、チームとしてどのように動いていくか等、
「事実やデータを根拠とした結論を論理的に組み立て、それをメンバーにわかりやすいように伝えていく」
このようなコミュニケーションを取れるようになるには、
・発言をして
・相手の反応や意見をもらい
・悪い点を改善していく
いわゆる「トライ&エラー」がとても重要となります。
コミュニケーションにおいても、アクション=行動=トライが必要なのです。
(2)人間関係を組成するコミュニケーション
プレゼンやチームでの会議の中で、ロジカルな意見を述べることが重要であることと同時に、意見を述べる人間性も相手側の判断を左右する大切な要素となります。
・「この人が言うから間違いない」
・「この人は信頼できる」
このような人間関係の組成も必要な行動です。
「他人を動かす」ための方法として、
本書の著者である伊藤羊一さんのベストセラー「1分で話せ」という著書に詳しく書いてあります。
こちらの本も要約していますので、下記からご覧ください。
さて、今回ご紹介してのは「0秒で動け」でした。
仕事や、ブログ執筆、その他副業など何か自分のためや相手のために行動を起こさなくてはならない時でも、
・なんとなく動けない
・動きかたがわからない
・動いて失敗したらどうしよう
こんな考えが頭をよぎって、行動に起こせない人はとても多いと思います。
私もブログを始めるときはこのように思っていました。
・ブログを始めても誰も呼んでくれなかったら?
・途中で挫折したらその時間が無駄なのでは?
この本を読むことで、
「やらない失敗」よりも「やった上での失敗」の方が自分を成長させてくれると思えるようになりましたし、そのマインドだけでなく行動を起こすためのアクションもこの本からは学ぶことができます。
このような状況下だからこそ、
やりたい!興味ある!ということを思える自分を褒めて、行動にうつしていきましょう!
では、また!
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【新社会人・営業マン必見!】誰にでも伝わる話し方!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
・新入社員
・営業マン
・コミュニケーション能力をつけたい人
に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「1分で話せ」著者:伊藤羊一
会社で働く上で、「伝わる話し方」は仕事を円滑に進めていく上でとても重要です。
皆さんも、仕事の現状や課題、解決策を話す際に「上手く伝えられなかった」というような経験はありませんか?
本書では、仕事を円滑に進めるための「伝わる話し方」を詳しく解説しています。
早速見ていきましょう!
プレゼンの目的は「人を動かすこと」
人は相手の話の80%を聞いていません。
そのため、伝えたいことを「簡潔に」・「手短かに」まとめることが重要です。
話を組み立てるために、以下の2点を明確にしましょう。
②ゴールを明確にすること
①聞き手を具体的にイメージすること
プレゼンの目的を明確にすると、
「誰に」「何を」「どうしてもらいたい」という構造になります。
まずは「誰に」にあたる聞き手を具体的にイメージすることが重要です。
その聞き手に合わせて、「何を」にあたる話す内容・言葉遣い・話し方などを考えていきましょう。
②ゴールを明確にすること
「プレゼンの目的」「誰に」「何を」伝えるのかをイメージしたら、
最後に「ゴールは何か」を明確にしましょう。
相手に「どのような行動をして欲しいのか」という具体的なアクションまで落とし込んでおきましょう。
「理解してもらう」「上手く話す」ということはゴールではありません。
「理解した上で」「どのような行動をして欲しいのか」、明確に伝えることがプレゼンのゴールなのです。
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誰にでも伝わる話し方
本書のタイトルでもある「1分で話せ」のテクニックは以下の4点です。
(1)「結論」と「根拠」でロジカルに考えること
(2)相手を動かす「結論」を示すこと
(3)「根拠」は3つで相手に伝え、理解させること
(4)「結論」と「根拠」をつなげること
(1)「結論」と「根拠」でロジカルに考えること
結論を先に述べて、根拠をそのあとに並べるように話すことを心がけましょう。
「〇〇が結論です。理由として3点あります。1点目は〜」
このような話し方を意識すれば自然と相手に伝わります。
(2)相手を動かす「結論」を示すこと
結論を相手に伝える目的は、相手を動かす方向を示し、その通りに動いてもらうためです。
まずは手元にある根拠を並べて、「相手にどう動いて欲しいか?」を自問し、結論を明確に出すようにしましょう。
(3)「根拠」は3つで相手に伝え、理解させること
もう一度述べますが、人は相手の話の80%を聞いていません。
そのため、薄い根拠を数多く並べても相手は納得しにくいですし、頭の中にも内容が残りにくくなります。
「根拠」は3つ程度にまとめ、相手の頭に残りやすく、納得しやすいように心がけましょう。
(4)「結論」と「根拠」をつなげること
今まで述べてきたテクニックで組み立てれば、だいたい1分程度で簡潔に相手に話を伝えることができます。
組み立てた後、聞き手である相手側の立場に立って論理的に成り立っているかどうかを意識しましょう。
1分で「相手に動いてもらう」テクニック
プレゼンの目的は、「相手に動いてもらうこと」だと述べました。
より相手に動いてもらいやすくするためのテクニックを本書では2点述べています。
(1)相手の頭の中にイメージを持たせる
(2)相手の頭の中のイメージを膨らませる
(1)相手の頭の中にイメージを持たせる
1分で伝えるテクニックに置いて、結論と根拠を論理的に組み立てるテクニックを述べてきましたが、論理的であると同時に相手の感情に訴えかけて、相手の頭の中に話のイメージを持たせないと人は動いてくれません。
不動産営業で、お子様のいる家族への営業を例にとると、
B:駅から近く、緑豊かな公園が近いので、お子様も喜ぶ物件だと思いますよ
いかがでしょうか?
Aでは、物件情報を明確に伝えており分かりやすいですが、住んだ時のイメージが湧きづらいですよね?
Bでは、家族みんなで公園で遊んでいるイメージや、子供が笑って楽しんでいるイメージが浮かんでこないでしょうか?
このようにロジカルに相手へ伝えることはもちろんですが、
「動いてもらう」には自分が「動いている」イメージを持たせることが重要です。
(2)相手の頭の中のイメージを膨らませる
相手に「動いてもらう」ためには、相手にイメージを持たせることが重要だと述べました。
相手にイメージを持たせる簡単な方法は「ビジュアルを見せること」です。
不動産営業の例で言えば、単純に「駅から近く、緑豊かな公園が近いので、お子様も喜ぶ物件だと思いますよ」と伝えるだけではなく、
公園の写真や、その公園で楽しそうに遊んでいる家族の写真など、
より相手にイメージを持ってもらう手助けをすることが重要です
ビジュアルを見せることが難しい場合は、「例えば」という言葉を添えて具体的な事例を示してみましょう。
それだけで、相手の行動は明確に変わります。
さて、今回ご紹介したのは「1分で話せ」でした。
私も仕事でもプライベートでも、色々な話をしている中で上手く伝えられないという経験が多くあったので、本書は本当に役に立ちました。
・どのように話を組み立てればいいのか?
・どのように話をすればいいのか?
・話している間何を意識すればいいのか?
読んだその日から、自分の話し方を上手く変えられることができます。
本書を読んで、「1分で話せて」「相手を動かせる」ようになりましょう!
では、また!
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【生産性向上!】短期間で最大限の成果を上げるハック思考!
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて本日は、
・限られた時間で最大の成果を出したい!
このような人に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「ハック思考」著者:須藤憲司
ハック思考とは?
「ハック」という言葉の意味をご存知でしょうか。
ある経験から、最大の成果を得られるように効率を最大限に高めることです。
例として、自転車のギアチェンジのように、ギアを最大まで重くすればペダル一回転でより進むようになります。
限られたコスト・時間でどれほど最大の成果を得られるか。
著者がリクルート社や、スタートアップの経営を通して得た経験から、
「ハック」を行う際のポイント、日々の仕事の生産性を確実に上げるコツが書いてあります。
世界をハックする方法とは?
本著では、2点述べています。
②その規則性や法則を構成するシステムの隙間に入っていくこと
著者は「偉人は人とは違った目で世界を見つめており、後になって世間の人々は、その偉人の視点が正しいと気付いた」と述べています。
「世界を違った目で見る」ことが重要なのです。
①他人が気づいていない規則性や法則に気づくこと
「ハック」を行う上で重要なのは既存の規則性や法則を知ることです。
それを知る最初の一歩目は「世界を疑うこと」です。
(1)観察:変化を見つけること
(2)考察①:観察から規則性や法則を導き出す
(3)推察:考察によって導き出した規則性や法則の転用先を探し出す
(4)考察②:観察・考察・推察を同時に行うことで、目の前で現実に起きた事象とまったく異なる因果関係に気づく
本書では、小さい頃学校で経験したであろうアサガオの観察日記を例にとって、上記の4点を述べています。
(1)観察:昨日の夜はつぼみだったアサガオが朝咲いた
(2)考察①:花とは朝に咲くものなのだろうか
(3−1)推察①:朝に咲かない花もある
(3−2)推察②:なぜアサガオは朝に咲くのだろうか、他にも朝に咲く花はあるのか
(4)考察②:アサガオは「朝活動する虫が受粉の助けをしている」か、「虫の助けがいらない」のどちらかだろう
②規則性や法則を構成するシステムの隙間に入っていくこと
国家や、大企業など大きな組織は巨大なシステムの上に成り立っています。
既存のシステムをそのままあるものとして受け入れるのではなく、
まずは「疑ってみること」、これが「ハック」に繋がるのです。
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「ハック」のアプローチは?
本書では「ハック」の引き出しを3点述べています。
(1)視点:鳥の目・虫の目・魚の目
(2)方法:言葉・身体性・お金と時間・組織・認知
(3)勇気:思い切り
(1)視点の引き出し
世界を違った角度から見るために、3つの視点が重要です。
①鳥の目:高い視点、広い視野、全体観
②虫の目:深い視点、狭い視野、詳細把握
③魚の目:流れを読む、客観、相対性
1つの物事や、質問に対して3つの視点から考えるように意識しましょう。
著者は、この3つの視点から儲かるビジネスモデルを見つけました。
⒈「宗教や賭博のように市場成立のハードルが低く、裾野が広いもの」
⒉「資源のように原価がタダ同然であるもの」
⒊「国家の税金のように、日常にあるものに手数料をかけられるもの」
このような視点を現代社会に転用することで、新たなアイデアが生まれてくると述べています。
(2)方法の引き出し
本書では「ハック」の方法として5つ述べています。
「言葉」・「身体性」・「お金と時間」・「組織」・「認知」の5点です。
「言葉」:概念を理解するためには、それを表現する言葉を知ること
「身体性」:人間は五感の中で視覚情報が圧倒的に多いため視覚を重視すること
「お金と時間」:お金×時間=事業成長 時間はお金よりも希少であること
「組織」:行動を必ずできる素晴らしいチームを作ること
「認知」:「自分には出来ない事が山ほどある」と認める事
上記の5点の引き出しを持つ事で、既存の物事に新しい視点を持った後に、柔軟に対応できるようになるのです。
(3)勇気の引き出し
ここまで、視点や方法の解説をしてきましたが、最後はここが一番重要です。
「行動に移すこと」
一番簡単そうで、一番難しいですよね。
「習うより慣れろ」・「動きながら考える」・「とりあえずやってみよう」
何事も「行動に移すこと」が一番重要なのです。
今回ご紹介したのは「ハック思考」でした。
忙しい日々を過ごしていると、「もっと時間があったら・・・」と思う時って多くありますよね?
私も仕事が忙しく、自己成長の時間が十分の取れない時期がありました。
しかし、この本には限られた時間で最大の自己成長を遂げるための方法が書かれています。
・何事も当たり前と思わず疑い、多角的な視点で物事を見ること
・自分自身に引き出しを増やすこと
このような状況下だからこそ、「当たり前が変わる」という意識を持って日々生活していきましょう!
では、また!
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【いいからこの本を読め!】ビルゲイツ絶賛!あなたはチンパンジーより世界を正しく見れますか!?
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こんにちは!
やすぽんたです!
さて、本日も忙しいビジネスマン、学生の方々に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい
この要約記事をご活用いただければ幸いです。
さて本日ご紹介するのは、
「FACT FULNESS(ファクトフルネス)」著者:ハンス・ロスリング
世界はあなたが思うほど悪くない?
(1)「現在低所得国に暮らす女子の何割が初等教育を終了するか?」
A:20% |B:40%|C:60%
(3)「世界の人口のうち、極度の貧困にある人は過去20年でどうなった?」
A:約2倍になった|B:あまり変わっていない|C:半分になった
(4)「現在世界の平均寿命はおよそ何歳か?」
A:50歳|B:60歳|C:70歳
(7)「自然災害で毎年亡くなる人の数は過去100年でどう変化したか?」
A:2倍以上になった|B:あまり変わっていない|C:半分以下になった
(9)「世界中の1歳児で、予防接種を受けている子供はどのくらいいるか?」
A:20%|B:50%|C:80%
(11)「1996年にはトラ・ジャイアントパンダ・クロサイは絶滅危惧種に指定されていたが、この3つのうち、当時よりも絶滅の危機にある動物はいくつか?」
A:2つ|B:1つ|C:ゼロ
さて、答えは固まったでしょうか?
答えは、以下の通りです。
(1)C
(3)C
(4)C
(7)C
(9)C
(11)C
皆さんが思うより「世界は悪くない」と思いませんでしたか?
著者が世界各国で同じ質問をしたところ、特に(3)の問題の正答率はなんと7%だったそうです。
医学生や投資銀行のエリート、グローバル企業の社員、ノーベル賞受賞者などいわゆる高学歴と言われる人であってもこの設問はほとんど間違えてしまったようです。
単純に「知らなかった」という人がほとんどであれば、3択なので33%に近づくはずだと思いませんか??
人々はドラマチックな世界の見方をしすぎている?
「世界は災害や戦争でどんどん物騒になっている」
「貧富の差は開いていくばかりだ」
「天然資源はもうすぐ尽きてしまう」
人々はこのような先入観を持ってしまっていると述べています。
これは人間が持っている本能によるものです。
②ドラマチックな物語に耳を傾ける本能
このような本能が、人々の世界に対しての見方を誤らせてしまっていて、
「世界はどんどん悪くなっている」というイメージを持ってしまっているのです。
実際は人々が思うより、世界はどんどん好転しているのです。
本書では人々が陥りがちな10の本能と、それぞれの本能に対する「ファクトフルネス」という習慣を述べています。
全てが重要ですが、その中から私がより重要だと思うトピック3つを抜粋していきます。
「ファクトフルネス」を取り入れて世界を正しく判断できるようになりましょう。
第一の本能:「分断本能」~世界は分断されているという思い込み~
「先進国」である日本に住んでいる私たちは、「途上国」に住んでいる人の大半が貧しい生活を送っていると思い込んでいます。
しかし、現実はそんなことはありません。
本書では、1日あたりの世帯所得に基づいて以下の4つに世界の人口を分けています。
レベル1:1日あたりの世帯所得2ドル(低所得国)
人口:10億人 移動手段:徒歩
レベル2:1日あたりの世帯所得4ドル(中所得国)
人口:30億人 移動手段:自転車
レベル3:1日あたりの世帯所得16ドル(中所得国)
人口:20億人 移動手段:バイク
レベル4:1日あたりの世帯所得32ドル以上
人口:10億人 移動手段:自動車
日本が属する「先進国」はレベル4、「途上国」はレベル1でそれぞれ10億人です。
レベル2以上の中所得国〜高所得国を合わせると約90%で、そのほとんどは貧しくない生活を送ることができています。
このように、人間は世界を「先進国」と「途上国」の「二項対立」を本能で求めてしまいます。
実際には、世界の大半は中間にいるのです。
「分断本能」に対するファクトフルネス
「分断本能」対するファクトフルネスは以下の3つです。
②「極端な数字の比較」に注意すること
③「上からの景色」であることを思い出すこと
①「平均の比較」に注意すること
「平均」は情報を一目で理解するにはとても便利です。
しかし、「平均」を作っているそれぞれの項目の「分布」まで注目することが重要です。
あるクラスの数学の平均点を男女で考えてみましょう。
男子の平均点:80点、女子の平均点:70点
②女子の平均点70点
このような事実があった場合、男子は女子よりも数学が優れていると思ってしまいませんか?
では、極めて単純に下記のように分布にしてみましょう。
②女子の平均点70点(80点:33%|80点:33%|60点:33%)
こう見ると2つのグループ(男子|女子)の66%は重なり合っていることが分かります。
このように、「平均の比較」は2つのグループの間に大きな「分断」を生んでしまいます。
「平均」を作っているそれぞれの項目の「分布」まで注目し、「重なり」を正確に捉えるようにしましょう。
②「極端な数字の比較」に注意すること
ブラジルでは10%の裕福な人が国全体の所得の41%を得ています。
メディアはこの数字をスラム街の風景を写しながら報道を繰り返しているようです。
ブラジルという国は貧富の差が激しく、あまりにも不公平だと思いませんか?
しかし、実際はブラジル国民の大半がレベル3の生活を送っており、
「分断」はされておらず、大半の人が真ん中にいるのです。
③「上からの景色」であることを思い出すこと
レベル4の生活を送っている日本人からすれば、レベル1〜レベル3の生活を送る人々は同じように貧しく見えてしまっていると述べています。
しかし、レベル1〜レベル3の違いは非常に大きく、レベル1〜レベル3にかけて、
所得が2倍、4倍と増えていくのです。
それによりどれだけ生活の質が向上するのか、
高いところから低いところはどうしても正確に見ることは難しいですが、
「上からの景色」であることを忘れないようにしましょう。
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第二の本能:「ネガティブ本能」~世界はどんどん悪くなっているという思い込み~
報道を見ていると、各地で起こっている自然災害やテロ、地球温暖化などが連日報道され、逆に「改善した」「進歩した」という報道を滅多に見ないため、一見すると世界はどんどん悪くなっているという認識を抱きがちです。
本書では、人々は「ポジティブ」な面より「ネガティブ」な面をより注目してしまうと述べています。
みなさんお気付きの通り、世界は確実に良くなっているのです。
それでは、世界は確実に良くなっているという指標をいくつか抜粋します。
レベル1で暮らす人々の割合:1997年29%→2017年9%(ー20%)
世界の平均寿命:1973年60歳→現在70歳(+10歳)
災害による死者数(10年間平均):
1930年代973千人→2010年代72千人(ー901千人)
女子教育(初等教育):1970年65%→2015年90%(+25%)
いかがでしょうか?
これを見るだけでも、悪いことは減り続け、良いことは増え続けているのです。
「ネガティブ本能」に対するファクトフルネス
「ネガティブ本能」対するファクトフルネスは以下の5つです。
②良い出来事はニュースになりにくいことを知る
③ゆっくりとした進歩はニュースになりにくいことを知る
④悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない
⑤美化された過去に気をつける
①「悪い」と「良くなっている」は両立する
上記にあげたように、確実に世界は「良くなっている」のですが、
同時に現在流行しているコロナウイルスなどの感染症や、地球温暖化など「悪い」状況も同時に進行しています。
世界の状況を正しく理解するために「悪い」と「良くなっている」が両立することを頭の中に留めておきましょう。
②良い出来事はニュースになりにくいことを知る
③ゆっくりとした進歩はニュースになりにくことを知る
なんども述べているように、人々は「ネガティブ」で「ドラマチック」な情報に注目しがちです。
メディアなどは人々の本能を知っており、より人々の注目を集めるために悪いニュースを中心に報道していきます。
「悪いニュースは広まりやすい」と心得て、「同じくらい良いニュースがある」ということを忘れずに過ごしていきましょう。
④悪いニュースが増えても、悪い出来事は増えたとは限らない
インターネットの発達により多くのニュースが届きやすくなりました。
「悪いニュースは広まりやすい」ことに拍車をかけるように世界中へ広まりやすくなったと本書では述べています。
世界が悪くなったのではなく、監視の目がより届くようになったかもしれないという考え方を身につけるようにしましょう。
⑤美化された過去に気をつける
これまでの歴史の中で起きてしまった悲惨な事件や事故を美化せず、
「そんな過去もあったのか」と受け入れることで、この時代を生きていることがどれほど恵まれているかをより感じることができます。
第七の本能:「宿命本能」~「全てはあらかじめ決まっている」という思い込み~
人々は、持って生まれた宿命によって、人や国や宗教や文化の行方が決まってしまうと思い込んでいると本書では述べています。
例えば、アフリカの各国がヨーロッパ各国に追いつけると考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
ほとんどの人は、アフリカの各国は紛争が絶えず、貧しい暮らしがずっと続くという予想をしているのではないのでしょうか。
50年前にはアジアもアフリカと同じような運命を辿るだろうと思われていました。
しかし、現在のアジアの状況はいかがでしょうか。
中国や、東南アジア各国、インドなど、経済大国に名を連ねています。
人や国や宗教や文化が変わらないように見えるのは、「変化がゆっくりと少しづつ起きているからだ」と気づくことから始めましょう。
1年1年の変化は小さくとも、数十年単位で見ると大きな改善になっているのです。
「宿命本能」に対するファクトフルネス
「宿命本能」に対するファクトフルネスは以下の4つです。
②知識をアップデートすること
③おじいさんやおばあさんに話を聞くこと
④文化が変わった例を集めること
①小さな進歩を追いかけること
毎年1%の経済成長では、小さな変化でしかないと感じていても、
それが70年というスパンで見たら、倍の経済成長を果たしています。
ゆっくりとした変化でも、常に前に進んでいることを肝に銘じましょう。
②知識をアップデートすること
数学や、物理、芸術、スポーツなど、一度得た知識は自分の宝となります。
しかし、社会科学の知識には「賞味期限」があるのです。
テクノロジー、国、文化、宗教など、至る所で刻々と変わり続けています。
「一度得た知識は、一生使える」という認識を捨て、日々知識の更新をすることで世界を正しく見れるようになるのです。
③おじいさんやおばあさんに話を聞くこと
「価値観なんてそんなに変わらないよ」という読者の方がいらっしゃったら、
ぜひおじいさんやおばあさん、親御さん、読者の方が歳を重ねてらっしゃるのであれば子供さん、お孫さんの価値観とご自身の価値観を比べてみましょう。
お金の使い方や、大事にしている考え方などが絶対に違うと思います。
たった3世代間でも時代の大きな変化に、身をもって気づくことができるでしょう。
④文化が変わった例を集めること
「この国はこの文化だから」とか、「あの国はああいう文化だから」とあたかも文化は固定されたものだと思っていませんか?
1996年に、同性婚を支持するアメリカ人は27%でしたが、現在は72%を超えています。
日本でも渋谷区や世田谷区で同性パートナーシップ制度が導入されたり、
同性婚を支持する人は全世界で増えています。
このような文化が変わる潮目に私達は直面していますが、
少しずつ少しずつ変わっていく物事にはどうしても気が付きにくいのです。
さて、今回ご紹介したのは「FACT FULNESS」でした。
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