【5分でわかる】本要約ブログ

月間10冊の本を読む20代サラリーマンが、本を要約します。

【生産性向上!】短期間で最大限の成果を上げるハック思考!

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こんにちは!

やすぽんたです!

 

さて本日は、

・限られた時間で最大の成果を出したい!

このような人に読んでいただきたい本を要約して紹介して参ります。

 

・時間がないから要点だけ掴みたい
・買って失敗したくないから内容をちょっと見たい 

 

この要約記事をご活用いただければ幸いです。

 

 さて本日ご紹介するのは、

「ハック思考」著者:須藤憲司

kindl版はこちらから!

 

ハック思考とは?

「ハック」という言葉の意味をご存知でしょうか。

ある経験から、最大の成果を得られるように効率を最大限に高めることです。

例として、自転車のギアチェンジのように、ギアを最大まで重くすればペダル一回転でより進むようになります。

 

限られたコスト・時間でどれほど最大の成果を得られるか。

 

著者がリクルート社や、スタートアップの経営を通して得た経験から、

「ハック」を行う際のポイント日々の仕事の生産性を確実に上げるコツが書いてあります。

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世界をハックする方法とは? 

本著では、2点述べています。

①世界を異なる角度から見て、他人が気づいていない規則性や法則に気づくこと
②その規則性や法則を構成するシステムの隙間に入っていくこと

 著者は「偉人は人とは違った目で世界を見つめており、後になって世間の人々は、その偉人の視点が正しいと気付いた」と述べています。

「世界を違った目で見る」ことが重要なのです。

 

①他人が気づいていない規則性や法則に気づくこと

「ハック」を行う上で重要なのは既存の規則性や法則を知ることです。

それを知る最初の一歩目は「世界を疑うこと」です。

◆世界を疑うための4つの行為

(1)観察:変化を見つけること

(2)考察①:観察から規則性や法則を導き出す

(3)推察:考察によって導き出した規則性や法則の転用先を探し出す

(4)考察②:観察・考察・推察を同時に行うことで、目の前で現実に起きた事象とまったく異なる因果関係に気づく

本書では、小さい頃学校で経験したであろうアサガオの観察日記を例にとって、上記の4点を述べています。

(1)観察:昨日の夜はつぼみだったアサガオが朝咲いた

(2)考察①:花とは朝に咲くものなのだろうか

(3−1)推察①:朝に咲かない花もある

(3−2)推察②:なぜアサガオは朝に咲くのだろうか、他にも朝に咲く花はあるのか

(4)考察②:アサガオは「朝活動する虫が受粉の助けをしている」か、「虫の助けがいらない」のどちらかだろう
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②規則性や法則を構成するシステムの隙間に入っていくこと

国家や、大企業など大きな組織は巨大なシステムの上に成り立っています。

既存のシステムをそのままあるものとして受け入れるのではなく、

まずは「疑ってみること」、これが「ハック」に繋がるのです。

 

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「ハック」のアプローチは?

本書では「ハック」の引き出しを3点述べています。

◆「ハック」の引き出し

(1)視点:鳥の目・虫の目・魚の目

(2)方法:言葉・身体性・お金と時間・組織・認知

(3)勇気:思い切り

(1)視点の引き出し

世界を違った角度から見るために、3つの視点が重要です。

①鳥の目:高い視点、広い視野、全体観

②虫の目:深い視点、狭い視野、詳細把握

③魚の目:流れを読む、客観、相対性

1つの物事や、質問に対して3つの視点から考えるように意識しましょう。

 

著者は、この3つの視点から儲かるビジネスモデルを見つけました。

⒈「宗教や賭博のように市場成立のハードルが低く、裾野が広いもの」

⒉「資源のように原価がタダ同然であるもの」

⒊「国家の税金のように、日常にあるものに手数料をかけられるもの」

このような視点を現代社会に転用することで、新たなアイデアが生まれてくると述べています。

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(2)方法の引き出し

本書では「ハック」の方法として5つ述べています。

「言葉」・「身体性」・「お金と時間」・「組織」・「認知」の5点です。

◆方法の引き出し5点

「言葉」:概念を理解するためには、それを表現する言葉を知ること

「身体性」:人間は五感の中で視覚情報が圧倒的に多いため視覚を重視すること

「お金と時間」:お金×時間=事業成長 時間はお金よりも希少であること

「組織」:行動を必ずできる素晴らしいチームを作ること

「認知」:「自分には出来ない事が山ほどある」と認める事

 

上記の5点の引き出しを持つ事で、既存の物事に新しい視点を持った後に、柔軟に対応できるようになるのです。

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(3)勇気の引き出し

ここまで、視点や方法の解説をしてきましたが、最後はここが一番重要です。

「行動に移すこと」

一番簡単そうで、一番難しいですよね。

「習うより慣れろ」「動きながら考える」「とりあえずやってみよう」

何事も「行動に移すこと」が一番重要なのです。

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今回ご紹介したのは「ハック思考」でした。

kindl版はこちらから!

 

忙しい日々を過ごしていると、「もっと時間があったら・・・」と思う時って多くありますよね?

私も仕事が忙しく、自己成長の時間が十分の取れない時期がありました。

しかし、この本には限られた時間で最大の自己成長を遂げるための方法が書かれています。

・何事も当たり前と思わず疑い、多角的な視点で物事を見ること

・自分自身に引き出しを増やすこと

このような状況下だからこそ、「当たり前が変わる」という意識を持って日々生活していきましょう!

 

では、また!

 

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